ソフトウェア開発にはどんな種類があるのか

ソフトウェア開発

一口にソフトウェア開発と言っても開発対象によって内容は大きく異なります。

自分がどういう開発をしたいのかをイメージしておかないと、「あれ、こんな開発したかったわけじゃ無いんだけど。。。」ということになりかねませんので、どういう開発があるのかを理解しておきましょう。

ソフトウェア開発は大きく、汎用系、Web系、アプリ系、組み込み系の4つに分類されます。

汎用系とは?

汎用系の業務内容は、汎用機と呼ばれる大型のコンピュータのシステムを開発、保守、運用することです。

汎用機は大量の顧客データや取引データなどをその企業の業務フローにしたがって蓄積、処理する必要があるため、他のシステムとの互換性が無くその企業特有のシステムとなります。
安定して稼働させる必要があるため、保守、運用も重要な業務となります。

金融機関や保険会社などのシステム開発となります。

Web系とは?

Web系の業務内容は、ショッピングサイトやSNSなどのWeb上のサービスを開発することです。

ChromeやSafari上で表示や操作するところを「フロントエンド」と呼び、サーバー側でデータ管理などを実施するのが「バックエンド」と呼ばれており、作業内容も異なってきます。

Amazonや楽天などのショッピングサイト、TwitterやFacebookなどのSNSサイトの開発となります。

アプリ系とは?

アプリ系の業務内容は、WindowsやMacなどのPCのアプリやAndroidやiPhoneなどのスマートフォンのアプリの開発をすることです。

一般に目にする機会が多いのでイメージしやすいかもしれません。
個人向けのアプリだけでなく、企業が社内で利用する業務管理や経理などのアプリもあります。
スマートフォンのアプリだと、Web系のサーバーと連携するアプリの開発もあります。

組み込み系とは?

組み込み系の業務内容は、家電製品や自動車などに内臓されているマイコン(小さなコンピュータ)やそれにつながる周辺機器を制御するシステムを開発することです。

ハードウェアをリアルタイムに制御するので、よりハードに近い知識が必要になってきます。
今後、IoT(インターネットオブシングス)の普及により組み込み系システムの開発は伸びていくと予想されます。

家電製品だと1製品に1つのマイコンが搭載されて動作するものが多いですが、自動車だとエンジン用、ブレーキ用など専用のマイコンが搭載されていて、1台の自動車に10個以上のマイコンが搭載される場合もあります。

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